Google Apps Script (GAS) お問い合わせフォーム連携設定手順

概要

お問い合わせフォームをGoogle Spreadsheetsと自動メール送信に連携させるための設定手順です。

手順

1. Google Spreadsheetsの準備

  1. Google Spreadsheetsにアクセス
  2. 新しいスプレッドシートを作成
  3. ファイル名を「LeadFive お問い合わせ管理」に変更

2. Google Apps Scriptの設定

  1. スプレッドシートから「拡張機能」→「Apps Script」を選択
  2. デフォルトのmyFunctionを削除
  3. gas-code-debug.gsファイルの内容をコピー&ペースト
  4. プロジェクト名を「LeadFive Contact Form Handler」に変更
  5. 「保存」をクリック

3. Web Appとしてデプロイ

  1. 「デプロイ」→「新しいデプロイ」を選択
  2. 「種類」で「ウェブアプリ」を選択
  3. 設定:
    • 実行ユーザー: 自分
    • アクセスできるユーザー: 全員
  4. 「デプロイ」をクリック
  5. Web App URLをコピー(例:https://script.google.com/macros/s/ABC123.../exec

4. 権限の許可

  1. 初回デプロイ時に権限の確認が表示される
  2. 「権限を確認」をクリック
  3. Googleアカウントでログイン
  4. 「詳細」→「LeadFive Contact Form Handler(安全ではないページ)に移動」
  5. 「許可」をクリック

5. WebサイトのJavaScriptファイル更新

以下のファイルのgasEndpointを実際のWeb App URLに更新:

assets/js/contact-handler-gas.js

this.gasEndpoint = '実際のWeb App URLに置き換え';

assets/js/contact-modal.js

const gasEndpoint = '実際のWeb App URLに置き換え';

6. テスト実行

  1. Apps ScriptエディタでtestDoPost関数を選択
  2. 「実行」をクリック
  3. 実行ログでエラーがないことを確認
  4. スプレッドシートにテストデータが追加されることを確認
  5. leadfive.138@gmail.comにテストメールが届くことを確認

7. 本番テスト

  1. ウェブサイトのお問い合わせフォームから実際にテスト送信
  2. スプレッドシートに正しくデータが記録されることを確認
  3. 自動メール通知が正しく送信されることを確認

現在の設定状況

トラブルシューティング

よくあるエラー

  1. 「スクリプトが見つかりません」
    • Web App URLが正しく設定されているか確認
    • デプロイが正常に完了しているか確認
  2. 「権限がありません」
    • 手順4の権限許可を再実行
    • 実行ユーザーが「自分」になっているか確認
  3. 「メールが送信されない」
    • Gmailの送信制限に達していないか確認
    • leadfive.138@gmail.comが正しく設定されているか確認

デバッグ方法

  1. Apps Scriptエディタの「表示」→「実行ログ」でログ確認
  2. getDebugInfo関数を実行してシステム状態確認
  3. ブラウザの開発者ツールでネットワークタブを確認

完了確認

以下が全て動作すれば設定完了:

新機能(2024年更新)

送信者への自動確認メール機能を追加

メール送信仕様

管理者向け通知メール

送信者向け確認メール